こんにちは、マーケティング担当の広島です。
本来であればマーケティングのネタをお話すべきなのですが、チョッとビックリな記事を発見したのでご紹介を。
この記事にも記載してありますが、「45歳」をボーダーラインにして多くの企業で早期退職者を募っている企業が多く出てきています。そう、示し合わせたかのようにどの企業も「45歳」。
…他、エーザイやカシオ計算機、アルペン、千趣会、光村印刷などなど。
前回のブログでご紹介した通り、日本は「雇用を守ってしまう国」です。
それはとても素晴らしいと感じる反面、若い人材を確保しない(できない)企業はそれ以上の成長もない。所謂「守り」に入ってしまうんですよね。
今回、なぜ「45歳」をボーダーラインに設けたのか?
70歳定年退職がリアルになりつつある昨今、数十年先の現実として会社全体の3分の2が60歳以上だったら、どうでしょう? 働き盛りである30代40代が全体の3分の1しかいない。なかなか厳しい現実です。
であれば、数年、数十年先に60歳を超える人材を今からカットし、若い人材を入れて不況を乗り越える。そう考えるのが当然なんだと思います。そのボーダーラインがきっと「45歳以上」なんだと。
年金がもらえる・もらえない問題が出てきてしまったが故に、いつまでも働かなければいけない仕組みになってしまったんですよね。先日フランスから来たサプライヤーのステファンが言っておりました。「65歳以上の人も働いてるけど、全員ボランティアだよね。」と。マジかぁ~。保障された老後を送れないから、こんな事になっちゃったんだよなぁ。
そんな私もあと1週間程度で44歳です。
正直、この記事を読んだ時は驚きました。とても他人事ではない記事だ!と。
ただ見方を変えてみると、これをキッカケに全く違った道を選択するのもアリかなって感じます。
※いただける金額にもよりますが(苦笑)
何にしても…どんな大手であっても雇用が保証される世の中ではなくなってきたんだなと。
人材、また業務的に「何が必要」で「何が不必要」なのかを企業はますます考えるタイミングにきてるんですね。
改めて危機感を強く持たなければ!と感じるニュースのご紹介でした…10年後とか怖いなぁ(汗)。