こんにちは、WEBマーケ担当の広島です。
随分むかしのお話。とある技術系の会社で制作進行の仕事をしていた時の事です。
それまで紙媒体の仕事をしていた私は、技術系の知識がほとんどないままバタバタと仕事をしていました。
あまりにも分からないことが多すぎて、技術の人に何でも聞いていたんですね。
その時、優しい技術部の長から「分からない事はもちろん聞いてもいい。でも、その前に自分で調べるという事も大事。その方が理解も深まるよ。」と言われた事があります。
その時、気が付きました。私が聞く事によって、相手の時間を使ってしまっている(汗)。
それ以来、自分で技術系の勉強をしながら、誰かに聞く前に「自分で調べる」という行動を徹底しました。
結果として、業務も効率化されクライアント先に出向いても即答できるスキルを身に着けました。
自分でスキルを身に付けると、誰かに何かの作業を依頼する「手間」もなくなるんですよね。
例えば何かの画像を作成したい時。
デザイナーさんに依頼して、デザイン案待ち。そこから修正指示を作って、また直してもらって…。
それが自分である程度できるようになると…。
自分で作って、誰かに見せてアドバイスをもらって、自分で修正する。
自分の「時間軸」で、ある程度仕事ができるんですよね。
制作系の仕事も行っている為、色んなソフトやツールを使って効率的に作業をしているのですが、それを知ってか色々と聞いてくる人、いわゆる「時間泥棒」がいます。
専門的な内容であれば、もちろん対応します。それが仮に私が知らないことであったら、少し時間をもらい、できるだけ適切な回答をするようにしています。
専門的な内容ではなく、一般的なこと。例えば…
たまに依頼される程度であれば我慢もします。
でも、そういう依頼してくる人に限って、基本的には「人の時間を使っている意識がない人」なんですよね。
一説には「コミュニケーションの手法」と言われる事も多いみたいですが…ホントにそうなのかな?
チョッと話はそれますが、「働かない」「オジサン」というキーワードで検索すると、多くの記事がヒットします。
どのタイトルも、なかなか面白そうです。そして、今の私なら大きく共感できます…(笑)。
そして先ほど記載した「自分で調べない時間泥棒」もオジサンにある傾向の1つだと思っています。
全てのオジサンがコレに該当するとは、もちろん思ってません。
尊敬すべき人生の先輩も沢山います。
色んな人と一緒に1つ屋根の下で働くのが「企業」。
そこには色んな人がいるのが当たり前。
「働かないオバサン」と言われない為にも、企業に属さない働き方を確立させる為にも、私はこれからも「調べる人」でありたいと思っています。