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クレアクト通信

ミライの常識

こんにちは、WEBマーケター広島です。

今朝、気になるニュースを見ました。
「人生100歳時代の未来住宅 LIXILグループが発表」

ひとつ屋根の下に5世代が暮らす業界初の試みだそうです。


◆時代と共に常識も変わる

どうしてこのニュースが気になったのか?
実は今よんでいる村田沙耶香の「消滅世界」が影響しています。

ザックリと説明すると、「家族」も「性行為」も世界からなくなり、子供は人工授精で「繁殖」される。
「家族」となった男女の間に「性行為」という認識は全くなく、もしソレをしてしまった場合「近親相姦」として罰せられる。そして恋人を作る事は当たり前となり、「リアルな人間」を恋人にする人もいれば、「架空の人物(俳優はアニメキャラなど)」を恋人にする人もいる。

そんな状況の中で「家族である意味は何か?」を問う…といった作品。
まだ完読してないのですが、村田沙耶香ワールド、爆裂。とっても歪んでます。

この発想…すごいと一瞬思ったものの、すごく遠い先の「未来」に起こりうる現実かもしれないと。
夫婦間での性行為がなくなり、人口受精が当たり前となれば、結婚する意味は「経済的」な部分だけ。経済的な部分を補うのであれば、男性でなくても良い。仲の良い女性陣だけで1つ屋根の下に住み、子供を育てるんでも、良い。

子供は「家族」が育てるのではない。「国民全体」で育てる。
そうすれば、子供が殺されることもない。孤独になることもない。不幸にならず優秀な人材を育てることができる。

考えてもみれば…今よりももっとむかしの時代は、女性が働くなんて考えられなかった。
それこそ戦争の時代であれば、「嫁いだヨメは跡取りを残すことが役目」であったし、「戦争に行く事はお国の為で、幸せなこと」であったし。

たった70数年前。これらは「当たり前の常識だった」ってことを考えると、村田沙耶香作品を完全に否定はできないなと感じたのです。


◆そんな中の100歳世代

村田沙耶香の世界観がどうなるかはさておき、100歳世代は随分リアルな話になってきていますよね。
年金がもらえない可能性が高まる中、老後のことが心配で「できれば70歳ぐらいでポックリといきたい」と考えております。

そんな中、友人でもある元議員さんから一言。
「確かに年金はもらえないと思うのよね~。でもこれだけ高齢化社会って言われてるんだから、国として対策は考えているハズ。例えば住居は安く借りれるとか、60歳以降は色んなものがタダとかね。未来をそんなに悲観しなくても、大丈夫だとも、思うんだよね~。」と。

そかそか。
時代と共に変わる常識がある前に、国がどう対策するのか?という部分が抜けておりました。
国が方針を変えて、それを受け入れて生活の一部にし、はじめて「常識」が生まれる。

LIXILの5世代の家も、結構当たり前になってくるのかもしれません。
プライバシー空間を明確にしながら、大家族で生活をしていく…あれ?これって昭和の家族の進化系って感じですね?でもこのスタイル、私は悪くないかもなぁってチョッと思っています。一人暮らしが長くなってきたらかこそ、改めてなんですが(苦笑)。

結局は人とつながっていたい人間。
人に対して無意識に出てくる本能や感情がある限り、そんなにカンタンに「消滅世界」にはならないってことですね。

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