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クレアクト通信

溶接業界

こんにちは、WEBマーケターの広島です。

4月の末に開催された「2018国際ウエルディングショー」に弊社の製品を出展しました。
過去のブログでご紹介した「WAVE NG」という溶接シミュレーションソフトを展示したんですね。

そこで感じた「時代背景の変化と意識のギャップ」についてお話をしたいと思います。


■溶接の歴史、古い!

第一次世界大戦の前からある溶接。
現代において、最新型の溶接ロボットもかなり進化し、展示会場には大型ロボがゴロゴロしておりました。
それでも昔ながらの技法で対応をしている溶接業界。
ロボットではできない狭い場所や、微妙なカーブなど、未だに手作業で溶接をしている割合も多いそう。

古い歴史を持つ故に、「匠の技」があるのも事実。

色んな方にお話しを伺いましたが、溶接業界も高齢化が進み、「匠の技」を継承しなければいけないタイミングらしいのです。そして、「技」をキチンと継承できてない背景から、若手の溶接スキルが低下し、問題になっているとの事。

結構シビアだなぁ~。


■時代は違う

団塊の世代が若い時に働いていた時代背景と、今の20代の子たちが働く時代背景は随分と異なっています。

少し話はそれますが、昨今話題になっている「セクハラ」に関して。お偉いさん達が未だにスクープされてますよね? 「そんな意識はなかった」「それはセクハラではない。スキンシップだ」って。

これ、「セクハラ行為」ってホントに思ってないんだと思います。

彼らが過ごした時代、「セクハラ」と言われる行為のほとんどが「スキンシップ」で片付いている。
で、それが今でも通用すると思っている。
時代背景の変化と意識のギャップは生まれているんだという事を自覚しないとダメなんですよね。

それを踏まえて。
「匠の技」をどう継承していくのか?
「匠」でなくても、若い人にどうやって「技術」を学んでもらうのか?
古い業界であればある程、そこがテーマになりつつあります。

ブースで溶接ソフトをご紹介している時、溶接技術のプロからは「溶接ソフトで何が学べるの?」といった声もいただきました。かたや溶接学校の教員からは「これからは、ゲーム感覚で楽しめる教材が必要かもしれない。でないと若い子たちは怖がって溶接をやらないんですよね。」といったご意見も頂きました。

私は完全に昭和世代。
正直「怖いとか言ってないでやってみなさい!」といった意識が強いのですが、現社会において通用しにくくなっている理由も分かります。

高齢化が進む一方、若手の継承者が少なくなっている時代。
若手をどう確保し、育成していくのか。

育てる事に手を抜いた雇用側に責任がある。その上、事実を見過ごし続け、その結果、会社存続の危機に繋がる。
日本の文化に魅了され、海外留学生が増えている中、「若手の日本人」だけに頼る時代は終わったのかもしれませんね。

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