こんにちは、WEBマーケターの広島です。
お正月ボケをする暇もなく、気が付けば1月も終わり。
大寒波到来で、本当に久し振りに「しもやけ」になってしまいました。
今回は、WEBの施策に重要なキーワードの選定に関して少しお話したいと思います。
WEBの施策において、キーワードは最も重要である。
検索はキーワードの世界で成り立っている。
日々こんな事を言っておりますが、重要なキーワードを入手できるコツを今回はご紹介します。
クレアクトの場合、製品と直接関係しているキーワードを探すのは意外にカンタン。
製品の特長や機能をメインに洗い出せば、結構な数のキーワードを選定することができます。
例1>製品の特長や機能を知っている人
製品名:CAPTIV-L7000
製品概要:モーショントラッキングと生体情報が同時に計測できる。
製品に関連するキーワード:モーショントラッキング/生体信号計測/生体情報センサー/行動分析…etc
でも、この方法は「特徴」や「機能」を知っている人にしか刺さらない。
「手段」や「方法」を探している人には、この検索キーワードでは見つけてもらえない。
そんな時に役に立つのが、「備忘録」なんですね。
クレアクトでもイベントや学会に出展した時や、お客さんとの打ち合わせの時など、情報共有として備忘録を書いております。その備忘録を読んでいると、お客さんの困ったこと、解決したいこと、調べたい目的なんかがズラズラッと書いてあるんですね。
ワタシはその議事録をキーワードに分類してノートに書き溜めてます。
※今回使っている画像がそのノートです。汚い字でスミマセン…。
例2>手段や方法を探している人
製品名:CAPTIV-L7000
製品概要:モーショントラッキングと生体情報が同時に計測できる。
製品に関連するキーワード:作業者の負荷計測をしたい/作業姿勢の改善をしたい/作業者の工程を分析したい
ね、こんな感じに。
例1で上げたキーワードとは全く違った内容です。
そう、ワタシにとっての備忘録は…ラクして(言い方はアレですが)重要なキーワードが手に入る!
例え検索ボリュームが少なくとも(一般的に)、それでいい!
あまりにもニッチ過ぎるキーワードは別として、いくつも送られてくる備忘録の中で、何度も目にするキーワードは需要が高い証拠。そのキーワードで検索をしている人もニッチな畑ながらも多いハズ。
それぐらい備忘録は大事なんだってことをお伝えしたいのです。
キーワードの世界におても「顕在」と「潜在」があります。
「顕在」は製品そのものを知っている。例1にあげたパターンが該当します。
「潜在」は手法や手段を探している。例2のように一番つかみにくいパターンです。
だって、お客さんが何を求めてるのか、イメージしながら模索しなければいけないので。
「潜在」を調べるために、Adwordsの機能「検索語句」を参考にしたりもしますが、それがピンッと来ない時もあります。また検索ボリュームだけを頼りにするのも、あまりにも選定がザックリ過ぎる。
結果、お客さんの「声」から発せられるキーワードが、最もカンタンで最も重要なんだってことなんです。
備忘録を書くのが面倒という方もいらっしゃるかもしれません。
そんな方は音声入力を使ってみて下さい。
※最近は議事録を音声入力で対応し、ピッとメールで送る企業も多いらしい。関連アプリも沢山出ています。
単に読み流してしまえば、ただの文章。
でも、その中に隠れた「キーワード」が、大きなキッカケとなる可能性は大きいと思ってます。
このブログを読んでいる方でWEBマーケ担当の方がいれば、今からでも遅くありません!
過去の議事録や備忘録を見直してみましょう。
ではではみなさん、良い週末をお過ごしくださいね!