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クレアクト通信

左手は添えるだけ

今回も鬼塚が体を張ってセンサをご紹介いたします。

 

今日のお題は心電図です。

心電図の場合はどこに電極を取り付けるのでしょうか?

早速データシートを見て確認します。

電極を取り付けているところの写真がありますが、これを見る限り心臓をデルタフォーメーションで囲んでいるように見えます。

心臓のすぐ近くに取り付けるのかと思いきや、そうではないようですね。

 

心電図は3点の電極ケーブルで計測します。

3つに分岐したケーブルの真ん中がREF、両外側がIN+,IN-です。

この場合ですと、REFは下腹部の位置に取り付けます。IN+とIN-はどちらでもいいですが、方向が違うとグラフがひっくり返って出てきます。

 

生体信号(電位)を計測するためには、最低でもIN+、IN-の2点が必要ですが、REFはリファレンス(基準)を取るために使用されます。

これは電位が安定している部分に取り付けます。

また、複数箇所計測する場合でもREFは1点に集約できます。

心臓を2つ持っている人でもREFは1つで充分です。

実際に、写真に従って電極を取り付けて計測してみました。

小さな波形がぴょんぴょんと出ています。

これを数えれば心拍が測れそうです。

ちなみにこれ、計測している途中で椅子の上に立ったり座ったりを繰り返しています。

ノイズがどのくらい増えるか試してみようと思ったのですが、電極がしっかりついていれば思いの外、影響が少ないようです。

電極自身を押さえつけたり、ずれたりするとノイズが大きく乗りますので注意してください。

また、連続的に細かい波形が出て、グラフが図太い感じになっている時はしばらくじっとしていると収束して細くなる場合がありますので、お困りの時は試してみてください。

 

データシートの説明をよく見てみると、手のひらでも測れるみたいなことが書いてありましたので、こちらの方法も試してみました。

右手にIN+、左手にIN-、手首の付け根の骨が出てるようなところにREFをそれぞれ付けています。

画像だとわかりにくいかもしれませんが、しゃきしゃきとしたものが出てきます。

じっとしていればきれいに出てきますが、手を少しでも動かすと結構なノイズが乗ります。

 

別売りにはなりますが、心拍(しんぱく)をお手軽に測れるセンサも人気があるようなので使ってみます。

これは、電極でなく光学式(LED)なので、皮膚に近づける必要はありますが、1点だけで取ることができます。

丸くて小さなセンサの上に、軽く指を乗せるだけで心拍が出てきます。

こちらはみょんみょんと波形が出てきます。

なめらかなグラフになっているので数えやすそうです。

コンパクトでお手軽に測れるので、こちらもオススメです。

 

次回は、EDA!をご紹介します。

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