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クレアクト通信

並ぶマジック

こんにちは、WEBマーケターの広島です。

9月の末に代々木公園で開催されていた北海道フェア「ザ・北海食道」。

「食欲の秋」「味覚の秋」「食の宝庫 北海道」なんてキーワードがカンタンに思い出されますよね。

ワタシもほんの1時間程度ではありましたが、このイベントに参加してみました。


行ったからには食べたい海の幸。

更に食べたいイクラ丼。

ワタシは何の迷いもなく、イクラ丼を販売している露店を探しました。

一番最初に目についた行列。お値段もお手頃。うんうん、悪くなさそう。

最後尾を探すと長蛇の列。

そんなに待っている時間がないワタクシ。

諦めて別の露店を探しました。

別の露店、発見。

列もない。ないどころか、待っている人さえいない。しかも値段も高い。

チョッとお金を奮発すれば食べられるイクラ丼を目の前に、ワタシのアタマの中では…「値段が高いくせに大して美味しくないのでは?だから人もいないのでは??」という思考に陥っておりました。

結局「後悔したくない気持ち」からイクラ丼を断念。

代わりに「いかめしコロッケ」と「ザンギ」を購入。油のWパンチで胸焼けをおこす…という情けない結果に。

フッと見ると、先ほど行列ができていた露店のイクラ丼は完売。

さらに、先ほどガラガラでお値段高めの露店には行列が。

「イクラ丼が食べれるのは、この店しかない!」という人に続けとばかりに人がワラワラ。値段の高さを超え、味の良し悪しも超え、「行列=おいしいに違いない」と思っている人たちの列ができ上っていたのです。

で、人ってなんで並ぶんでしょうね?

「並んでるってことは、このお店はおいしいに違いない。」「失敗したくない。」「他の人と違う行動をとりたくない。」

そんな心理状況が発生するんですね。

ずいぶんむかし、北海道で行われたフェスに仕事関係で行った時のこと。

バックステージで、星なんか1つも出てないのに、無駄に夜空を眺めていたら、近くにいたアーティストN氏が空を見上げ、その近くにいたスタッフU氏も空を見上げる。3人とも空を見上げていると、通りかかった人たちも、特になにもない「夜空」を「無駄」に見上げるという結果に。これを「同調行動」というらしいのですが、露店エピソードも全くそれと一緒だなと思い返しておりました。

そう考えると、人って複雑にできているようで、案外単純なのかもしれません。

「同調行動」を意識してビジネスに取り入れる…そんな商売も実際にある世の中だからこそ、自分の意志が何なのか、その結果、どんな行動を取るべきなのか、キチンと見極めていきたいなと思うのでした。

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