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クレアクト通信

メンタルエナジー

From 大竹

 

私は神奈川・厚木市に住んでいます。

そして会社のある東京・五反田まで毎日電車で通勤しています。

本厚木駅から小田急線で新宿駅へ。そして山手線に乗り換え五反田駅へ。

毎朝1時間50分ほどの小旅行です。

 

そんな今朝のこと。

山手線が目黒駅に到着。五反田まではあと一駅。

乗客が降り、山手線のドアが閉まり電車が走り出したその瞬間、スマホが鳴りました。

仕事のメールをスマホでチェックしている私。

受信したそのメールを読むと、かなり重めの内容でした。

 

もう頭の中はそのメールのことでいっぱいです。

流れる景色を見ているようでまったく見ていない。

「むむむむむ、困ったぞ」

「さてどうしようかな」

「このメールへなんて返信しようかな」

・・・

 

 

 

ハッと我に返ったその瞬間、山手線が五反田駅を出発する直前でした。

何をしに長時間移動してきたのかわからん!と後悔するところでした。

となりの大崎駅に用事などありません。

 

毎日のことで慣れているはずだけど、もしかしたら日々の小旅行で体力を奪われていたのかも。

そこに重めのメールで集中力が切れたんですね、多分。

長時間かけて通勤し、もうすぐゴール(五反田駅に到着すること)・・・という時に

たった一本のメールのせいで自分が何をしていたのかをすっかり忘れ、危うく会社に遅刻するところでした。

 

メンタルエナジー

 

「人にはメンタルエナジーがある」という概念があるそうです。

要するに「人間の集中力には限界があり、使ったら使っただけ減っていく」ということ。

朝の眠気と小旅行の疲れ、それに追い打ちをかけるような重いメール。

それにより私のメンタルエナジーは一気にゼロになったのでしょう。

自分では「俺はバリバリの働き盛り」と思っていたけど、ちょっとしたメールに心を乱されてしまう。

メンタルエナジーがゼロの状態に陥ると、何を言われても頭に入って来ません。

でもこれは私だけではないはず。

ほとんどの人はこのメンタルエナジーという概念に心当たりがあると思います。

あなたのお客さんは集中力100%であなたの話を聞いてくれているか?

 

メンタルエナジーという考えは仕事にも応用できます。

例えばあなたの商品をお客さんに紹介する時。

メンタルエナジーの考えがないと、独りよがりのメッセージになってしまいます。

 

あなたのメッセージは届けたい相手にちゃんと届いていますか?

相手の知性の高さに期待していませんか?

商品のスペックばかり並べて、その商品のベネフィットを伝え忘れていませんか?

難しい専門用語を使いすぎていませんか?

 

その業界の専門家といえども、常に100%の集中力であなたの話を聞いてくれているとは限りません。

100%全力であなたのWebサイトを見てくれているとは限りません。

「お客さんは私の説明をちゃんと聞いていて完全に理解してくれているはず」と過度な期待していませんか?

どれだけ雄弁にあなたの商品の素晴らしさを伝えていても、残念ながら全く心に響いていないかも。

それどころか、あなたの言葉がお客さんのメンタルエナジーをすり減らしているかもしれません。

 

仕事や私生活の激務、不安やイライラする気持ちを抱えながらも、なんとか偶然あなたの商品に辿り着いてくれたお客さん。

その方の状態を想像しながら、簡単な言葉で伝えてあげましょう。

幸運の巡りあわせを自らの手でつぶす不幸はなんとか避けたいですね。

 

大竹 賢司

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