コピーライターと聞いて、まず真っ先に思い出すのは、仲畑貴志氏や糸井重里氏。
あと個人的には中島らもも入れておきたい(コピーライター時代はそんなに長くないケド…)。
ずいぶんむかし。
「無くしてわかるありがたさ。親と健康とセロテープ。」
というコピーを見た事がある。
「親」「健康」ときて…まさかの「セロハンテープ」。
軽い衝撃を受けた。仲畑貴志氏の作品だった。
で、ここ最近。
「コピーライターでご飯を食べてる人って、どれだけいるのかな?」と思う事があった。
ナゼならデザイナーと同じ「自称〇〇」に当てはまってしまいがちな職業だから。
で、先日。
「情熱大陸」で、コピーライターの佐々木圭一氏が取り上げられていた。
依頼されたクライアント案件に対し、3日間かけて作ったコピー数が100以上。
その中で佐々木氏自らが厳選したコピー数が40。
その中でクライアントに選ばれるコピーは、たったの1つ。
「これだけでメシを食ってく。」
ひと昔前ならデザイナーでもコピーライターでも写真家でも、それが当たり前だった。
昨今、便利なツールやソフトがたくさん出てきたおかげで「なんとなく。それ風。」なモノを作れる人が増えてきた。
同時に「自称〇〇」な人たちも増えてきた。
そんな時代だからこそ、何か1つのことに人生を費やし「これ以外のことは、オレにはできない」といった「プロ」を目の当たりにすると、無条件で尊敬してしまうのです。
40年以上、受託開発、つまり「ものづくり」もしている弊社。
一番長く勤務している石川さんは、現役バリバリの技術者さん。
先日、若手技術者の鬼塚クンが生体センサーを使ったゲームで石川さんに相談をしている姿を見かけ、思わず写真をパチリ。なんだかホッコリしてしまうショット。
※写真はイラスト風に加工…石川さんがテレちゃうかもしれないので。
石川さんの細くて長い指。様々な言語を使って今まで開発をしてきたんだろうなぁ。
アタマの回路は、どうなってるんだろうか?
毎日お昼にスパゲティを食べてるって聞いたケド、日替わりスパゲティなのかな??
………あ、ほとんどコミュニケーションしてないのに興味&尊敬し始めてる、ワタシ。
身近に「プロ」がいるってありがたいと思った。