AMZ(チューリッヒ工科大の学生によって設立されたアカデミック・モータースポーツクラブ・チューリッヒ)は、軽量・小型のEllipse2-N INS用センサを、モーション計測、機器の同期、車両のダイナミック分析のために採用しました。
「私たちには頑丈で、例えばLiDARなどの他のセンサと容易に統合できる、ハイエンドの慣性ナビゲーションシステムが必要でした」
チームメンバー:Miguel de la Iglesia Valls
AMZ race car “flüela” Photo credit: Thomas Meier
学生フォーミュラドイツ大会は史上初の人間が何も介入しない無人カーレースを導入しました。
これに挑戦すべくAMZは2015年からレースカーfluela-フルエラを無人走行できるように準備してきました。
AMZチームにとっては無人カーの設計においてIMUとGPSはセンサーシステムの核心部です。
AMZチームによれば、SBGのEllipse2-Nは軽量で小型、そのカテゴリーでは最も高精度で、他のセンサ類との統合が容易です。チームはまた位置の出力データのクオリティーに非常に驚いています。Ellipse2-Nは、GNSSが停止している場合ですら、継続的な軌道の出力のために、慣性データと位置情報を融合させます。
AMZチームによれば、テストシーズンは暑い日が続き、雨も降り続いたり、とても振動が多く、取り付けたり外したり、抜き差ししたりと非常に厳しい条件でした。センサは正常なデータを出力し続けました。全てのSBG慣性センサは、様々なコンディションでも一貫したデータを提供するために、ダイナミックで温度-40°から 80°Cの環境でキャリブレーションされています。
Photo credit: Christian Kreutzmann
チームは
チームが同じく良い成績を収めた静的領域を含む全体としては、工学設計&コストで1位、自立設計で2位、ビジネスプランのプレゼンテーションでは3位でした。
「ジャイロのクオリティーに驚きました。私たちのチームの誰も、それどころか大学の誰も、ドリフトがあまりに小さいので初めは信じる事ができませんでした。」
チームメンバー:Mr. De la Iglesia Valls
TOP > 論文集•使用例 > SBG社 慣性計測ユニット(IMU) > 陸上 > Ellipse2-N(無人レースカー)