トビー視線ビューワ

視線分析ソフトウェア

被験者がパソコン画面上の電子教科書、教材、ゲーム、写真、ビデオなどを見ている時に、TobiiDynavox社の視線入力装置を使って、何を、どういう順番で、どれぐらいの長さ見ていたかを可視化することが出来ます。

概要

トビー視線ビューワ

トビー視線ビューワは対象物を見る力、認知的な理解、コンピュータのアクセス方法として視線入力が使えるかなどを理解するのに役立つツールです。トビー視線ビューワと視線入力装置を使えば、被験者がパソコン画面上に表示された電子教科書、教材、電子書籍、ゲーム、写真、ビデオなどを見ている時の視線を追跡し結果を静止画とビデオで可視化して保存できます。

Windowsコンピュータのディスプレイ上に表示できるものなら何でも表示して「スタート」と「ストップ」ボタンを押すだけで、被験者が「何を」、「どういう順番で」、「どれぐらいの長さ」見ていたかを、ヒートマップ(色温度)やゲイズプロット(注視の長さと順番)で可視化したデータを保存し再生できます。これにより、例えば生徒の読む時の注視の様子や、どの範囲が見えているのかの視野、人の顔や目に注視があるか、呼びかけや画面上の内容を理解してみているかなど、物理的な見る能力、認知的な理解などのアセスメントに活用できます。

評価ツールとしてトビーの視線ビューワ

言語療法士はじめとするセラピスト、教師、保護者、教育心理学者、つまりユーザーの見る力をより良く理解したい人々にとって、トビー視線ビューワは一つの評価ツールとして使えます。使い易く、準備も実行も簡単で、わずか数分で開始から簡単なレポートまで作れます。視線ビューワは下記のような目的に適しています。

  • 理解力テスト
  • 回想法テスト
  • コミュニケーション用AAC機器として視線入力が適しているか潜在力の確認
  • 非言語の子供の、読み/識字能力評価
  • 子ども達のためのプレッシャーの少ない見る力のテスト
  • 認知/認識プロセスの遅さに関するアセスメント
  • 機能低下がある成人の認知の証明

使い方

トビー視線ビューワの使い方

レコーディング(記録)

スタートとストップボタンを押すだけですぐ可視化
どんなアプリケーション・ソフトウエアでも視線追跡データを記録できます。

  • 視線データのみ:コンピューター上の様々な画面を見ている実際の視線データを記録し可視化します。スクリーン上に表示されたものなら何でも、ビデオ、静止画、様々なソフトウエアやwebページの画像上に注視していた場所と注視の長さ順番を伴って表示できます。
  • 音声と視線データ:音声の合図や音読などと一緒に視線を記録できます。特に読みの評価等の理解にとても役立ちます。問いかけをユーザーは聞いていますか/見ていますか? ユーザーは理解しているでしょうか?
  • スクリーン上のリアルタイムの視線表示も可能です。

見る

ユーザーが何を見ていたか、見た順番や注視し続けた領域を観察できます。全てをゲイズプロットとヒートマップで、ユーザーが見た画像上に重ね合わせて表示します。

保存する

ヒートマップやゲイズプロット付きで静止画や再生のための動画の形式でデータを出力できます。動画は音声の合図付きで保存でき、更に理解を深める事が出来ます。

理解する

トビー視線ビューワは、最終結果だけでなく、結果に至る過程を理解するために活用できます。個々にとってどんな内容が適切か、当を得た情報を見ていますか、問いかけに対してついて来れているでしょうか?

レポート

個々の現状の能力とスキル、いかに発達・進展したかの明白な記録資料を取得できます。

SNS

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PDFダウンロード

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