CAPTIVモーション
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慣性センサ式モーションキャプチャーシステム CAPTIVモーション
専用スーツを着る手間もなく、屋内外のどんな過酷な環境でも15分の装着時間で全身モーションキャプチャできます。ジャイロ式モーションキャプチャシステムの為、落ち運び可能なポータブルで、また光学カメラ式のような死角も無い為に、計測場所を選ばず、実際の環境での計測を可能としました。また、表面筋電位や呼吸、皮膚電位や心電図などの専用生体センサー(T-sens生体センサー)や、アイトラッカー、脳波計と同期し、CAPTIVソフトウエア内で統合的に解析できます。
概要
慣性センサ式モーションキャプチャーシステム「CAPTIVモーション」
専用スーツを着る手間もなく、屋内外のどんな過酷な環境でも15分の装着時間で全身モーションキャプチャできます。慣性ジャイロ式モーションキャプチャシステムの為、落ち運び可能なポータブルです。また光学カメラ式のような死角も無い為に、計測場所を選ばず、自動車の中や周囲に様々な機械があるような実際の環境での計測も可能です。
CAPTIV生体センサとの組み合わせも自由自在で、表面筋電位や呼吸、皮膚コンダクタンス、心電図などの専用生体センサー(T-sens生体センサー)や、さらにはサードパーティ製のアイトラッカー、脳波計ともコンパーチブルに同期し、CAPTIVソフトウエア内で統合的に計測・解析が可能です。
100%カスタマイズ可能
1つの関節(センサ数2個)から、全身キャプチャ(センサ数15個)まで、ご予算とプロジェクトの目的に合わせたカスタマイズが可能です。
生体情報も同時に計測
モーションセンサだけでなく、心電図や表面筋電位、呼吸など11種類の専用生体センサ(T-Sensセンサ)と組み合わせて同期計測ができます。またアイトラッカーや脳波計などサードパーティ製の生体計測機器とも簡単に同期計測ができます。
リアルタイムで可視化
対象者の動き及び姿勢を3Dアバターでリアルタイムに可視化し、関節負荷もカラー表示で確認できます。
CAPTIVシステムは自動車メーカーをはじめ世界中の多くの企業(以下一部)に導入されています。
システム構成
モーションキャプチャ
T-Sensモーション
CAPTIV-のT-Sensモーションセンサはマッチ箱サイズの軽量小型で、体に取り付ける慣性センサです。測定は、粉塵、振動や磁場のある環境でもロバスト計測ができるセンサで、専用の環境を持つ研究室だけではなく実際の作業現場でもご活用頂けます。全身/上半身/下半身や体の一部でも計測可能で、作業者には負担をかけることなく、いつもと変わらない作業や環境で計測が可能です。
生体情報計測T-Sens センサ
CAPTIV-モーションは作業動作を計測すると同時に、作業者の筋肉負荷や体温変化などの生体情報を計測することも可能です。筋電図(EMG)、心電図(ECG)、皮膚コンダクタンス(GSR)、体温(TEMP)、呼吸(RESP)のような生体情報と、加速度(ACCEL)、力(Force)、環境温度(TEMP)、傾斜(Inclinometer)、引張荷重/圧縮荷重(LoadCell()といった物理情報を取得できるセンサを用意しております。また、アナログ出力ができる他社センサを同時に取り込むためのワイヤレスのユニバーサルインターフェイスもご用意しております。さらにサードパーティ製のアイトラッカー、脳波計との同期計測を可能にするプラットフォームもご用意。作業者のメンタル作業負荷等も合わせて計測・評価できます。
ビデオコーディングすることにより定量化そして解析する
モーションセンサを装着することにより、作業姿勢などを記録しながら、リアルタイムに関節負担などのビジュアルをご確認いただけます。ダイナミック・オブジェクトをコードとしてソフトウェアに登録することで、自動的に作業者の動きをコーディング。またビデオを最大4本まで同期することもできるため、事後実際の作業を確認することが可能です。4種類の出力結果を取得できます。
- リアルタイムに関節負荷のビジュアル化
- データ取得後の関節負荷の解析レポート
- 筋肉などの生体負荷解析レポート
- 平面上での移動距離データや各種生データ
モーションパッケージ
CAPTIVモーション-パック9 上半身用
| T-Log(ロガー計測)システム | T-Rec(ストリーミング計測)システム | ||
|---|---|---|---|
| CAPTIV-L7041 | CAPTIV-L7044 | ||
|
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CAPTIVモーション-パック15 全身用
| T-Log(ロガー計測)システム | T-Rec(ストリーミング計測)システム | ||
|---|---|---|---|
| CAPTIV-L7042 | CAPTIV-L7045 | ||
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T-Rec ワイヤレスレシーバー

モーション&物理情報センサ技術仕様
モーションセンサや傾斜センサ、LoadCellセンサ、加速度センサの合計4種類をご用意しております。
| T-Sens MOTION(モーション) | T-Sens LOAD CELL(ロードセル) | T-Sens ACCELEROMETER(加速度) | |
|---|---|---|---|
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| 出力単位 | 4ch(四元数) | 1ch(N) | 3ch X,Y,Z(G) |
| サンプリングレート | 32Hz, 64Hz, 128Hz(調整可能) | 32Hz | 128Hz/ch |
| キャリブレーション | 安静時 | ― | ― |
| 分解能 | ― | 16bit | |
| 精度 | ヘッド: 2° ピッチ、ロール: 0.5° |
±0.1% | 3mg |
| レンジ | ジャイロ:±2000°/s 加速度:±16g 角速度:±2.5ガウス |
過負荷容量:(※) 5,10 lbf:800% 25~1000 lbf:150% |
― |
| 寸法 | 60×35×15mm | 52×25×14mm | 52×25×14mm |
| 重量 | 30g | 20g | 20g |
| 最大計測時間 | 4時間 | 8時間 | 8時間 |
| 充電時間 | 3時間 | 3時間 | 3時間 |
| 計測環境 | 0℃~40℃ | 0℃~40℃ | 0℃~40℃ |
| 湿度 | <60% | <60% | <60% |
| 衝撃性 | 2000G | 2000G | 2000G |
生体情報センサ仕様
| EMG(表面筋電図) | ECG(心電図) | Accelerometer(加速度計) | Respiration(呼吸) | GSR( 皮膚コンダクタンス ) | Temperature(体温・温度) | GSR+Temp.(皮膚コンダクタンス+体温) | Load Cell (ロードセル) | Temperatures(体温・温度) | Central Temperture(中心気温) | Climatic(気候) | Force(力) | |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
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|
| 出力単位 | 1ch(μV) | 1ch(mV) | 3軸(g) | 1ch(%) | 1ch(μS) | 1ch(℃) | 2ch(μS,℃) | 1ch(N,ibf ) | 3ch(℃) | 1ch(℃) | 5ch(%,℃\,g/cm2 | 3ch(kg/cm2,FMV) |
| 分解能 | 16ビット | 16ビット | 3mg | 0.01% | 16ビット | 0.05℃ | 16ビット/0.05℃ | 16ビット | 0.01℃ | 0.01℃ | 16ビット | 0.1N |
| サンプリングレ ート | 2048Hz/1024Hz/128Hz(RMS) | 256Hz | 64Hz/128Hz/256Hz | 32Hz | 32Hz | 32Hz | 32Hz/ch | 32Hz | 32Hz | 32Hz | 32Hz | 32Hz/c |
| 最大計測時間 | 6時間 | 6時間 | 6時間 | 6時間 | 6時間 | 6時間 | 6時間 | 6時間 | 6時間 | 6時間 | 6時間 | 6時間 |
| 充電時間 | 3時間 | 3時間 | 3時間 | 3時間 | 3時間 | 3時間 | 3時間 | 3時間 | 3時間 | 3時間 | 3時間 | 3時間 |
| 寸法 | 60×35×15mm | 60×35×15mm | 60×35×15mm | 60×35×15mm | 60×35×15mm | 52×25×14mm | 60×35×15mm | 60×35×15mm | 60×35×15mm | 60×35×15mm | 60×35×15mm | 60×35×14mm |
| 重量 | 20g | 20g | 20g | 20g | 20g | 20g | 20g | 20g | 20g | 20g | 20g | 20g |
AIアプリに対するCAPTIVの優位性
| CAPTIV - ErgoLife | スマートフォンのAIアプリ |
|---|---|
| センサを用いた科学的な測定技術に基づく | ビデオ映像処理・解釈のみ、科学的測定 |
| 機密区域や制限区域ではビデオ撮影不要 | 常時ビデオ撮影が必要 ビデオ内に機密情報や第三者(プライバシーの問題)映り込む可能性あり |
| 作業環境への干渉無し | ビデオ撮影には十分な画角が必要で、撮影者や三脚等、周囲の作業環境に干渉する可能性有り |
| 対象の作業者は完全に自由に移動可能(センサ内蔵メモリ) | 対象の作業者を常にビデオカメラなどで追跡する必要がある |
| 客観的で、再現性のある、正確な測定が可能 | 疑問点 – ビデオ映像の平面2D映像から正確な3D角度を推定するのは困難(AIを用いたとしても)、これはあくまでも推測値であり、測定値ではない。 例えば、同一対象作業者X台のデバイスで同時多角ビデオ撮影すると、X通りの結果が得られ、非常に大きな差異が生じる さらに服装が厚い場合、より不正確な結果となる |
| 屋外の明るい日光環境から完全な暗室まであらゆる照明条件下での測定可能 | ビデオ映像撮影の周囲の照明変化や影の影響を強く受けるビデオのコントラスト表示と結果 |
| ビデオ画角を気にせず、周囲に機材があるような狭く密集した環境でも測定可能 | 対象作業者を常にビデオの画角に収める必要があり、身体の一部が隠れている場合には、測定結果全体が歪む可能性がある 対象作業者が背中を向けた状態では腕や手の動作の追跡が不可能 |
| 強力なマクロ/マイクロ統計分析が可能 | 基本的な統計分析 |
| 他の複数の計測機器(アイトラッカ、生体センサ、荷重、圧力など)との同期計測が可能 | スマートフォンアプリでは不可能 |
| クラウド不使用、測定データの完全な機密性 | ほとんどのアプリの解析はクラウドベースのみとなり、機密データはクラウドへ、機密性とサイバーセキュリティリスクの問題有り |
| 買い切り型ソリューション | サブスクリプションなどの年間ライセンスや使用に応じた従量課金制、もちろんライセンス有効期限後はクラウドデータへのアクセスは不可 |
作業者、人の健康等に影響の与える重大な決断を下す際の測定ツールとして、プロフェッショナルツールあるいはスマートフォンアプリの何れをご利用頂くか、コストの差はその点にございます。
TEA社はAIを否定するものでもなく、客観的センサデータに基づくAI自動解析機能を推奨しております。
Xsens社「MTw Awindaセンサ」へ対応
サードパーティ製センサ類のコンパチブル対応
モーションキャプチャーXsens社の「MTw Awindaセンサ」へ対応
CAPTIVソフトウェアがXsens社MTw Awindaセンサに対応しました。 評価・レポートなどパワフルな解析を行うことが可能です。
Xsens社のMVN Analyze ProまたはAnalyze Plusソフトウェアから、計測データを作業負荷を解析できるCAPTIVソフトウェアに直接読み込み。 リアルタイムのJoint Colorization(関節カラー化)評価などを含めて評価できます。
Xsens社のMVNソフトウェアは、多くの計測データを取得できる反面、MatlabやExcelなどを使って各データを分析する必要がありました。 CAPTIVソフトウェアは、3DのアバターデータをMVNソフトウェアからリアルタイムでストリーミングし、CAPTIV固有の3Dデジタル分身(アバター)に反映します。 この時、CAPTIVソフトウェアは3Dアバターに必要なデータのみを取得します。 (CAPTIVでは他のセンサを追加しなくても、同等もしくはそれ以上の計測ができます。)
既にお使い頂いてるMVNユーザーに対して、下記の機能がお使い頂けます。
- CAPTIVモーションセンサを使う事で、Joint Colorization(関節カラー化)な ど、全身の分析機能
- CAPTIV対応の固有センサや、サードパーティ製(Delsysなど)のセンサとの同 期計測機能
PDFダウンロード
下記よりCAPTIV-L7000の資料をダウンロードできます。
活用事例
作業負荷評価ソリューション
作業時の姿勢、筋肉使用量、心臓への負荷との多角的な視点から、実際の作業環境で、作業者の一連の動作を取得し、リアルタイムにモニタリングし、計測後に解析ができます。
運転手の動きやストレス計測など
自動車の乗り降りでは、自動車に向かう環境から車の乗り降り、運転までシームレスにモーショントラッキングが行えます。
用語集
CAPTIVモーションの解析ソフトウェアに関連する用語集をご紹介しております。














