重症心身障害等で発話が困難な子ども達が、視線でコミュニケーションをはじめられる

1.センサリーアイFX  -段階1  気づきを中心に

2.Look to Learn  -段階2  意味がわかって見る

1. センサリーアイFX 「見る力を育てる」ソフトウエア

 

センサリーアイFX(Sensory Eye FX)は、これまで発話の困難や四肢麻痺などで意思伝達の手段が無かったために、視覚機能や認知段階を確認できなかった重度の障がいがある子ども達の、現在の視覚や認知の段階を視線の観察によって評価できるソフトウエアです。視線入力装置が付いた画面に目を向けると画面上にきれいな画像や楽しいキャラクターが現れ見る練習を促します。ゲームを楽しみながら子ども達の「見る力」を評価し、段階を追って「見る力」を育て視線によるコンピュータ入力の初期段階を学ぶ事ができるので、視線入力による学習ソフトウエアの使用の準備練習にもなります。また知的な障がいがあるお子様だけでなく、発達障がいがあるお子様やクラス全員の子供達の「見る力」や因果の理解の評価にも適しています。

トビーがご提案する視線による学習カーブをご紹介します。

*Windows10への対応について

 センサリーアイFXとは

購入手続き

重度重複障害などでこれまで意思を伝えたり学習を始める手段が無かった子供達は、しばしばきちんと「見る」という必要にすら迫られないほど双方向のコミュニケーションから遠ざかっている場合が多くあります。

センサリーアイFXは、5レベル30種類のコンテンツで成り立っており、レベル1の「気づき」を促すコンテンツで、まず画面を見る練習から始める事ができます。レベルが進むごとに、より正確な注視や一定時間の停留、動く対象の追従などを学んでいきます。自分で何か出来る事を楽しみ、アイコンタクトが出来るようになるのも自立への大切な一歩です。視線入力の基礎のスキルを知らず知らずのうちに学び、コンピュータを使った療育、学習への橋渡しができる場合がたくさんあります。

視線入力は通常キャリブレーションという作業を使用前に必要としますが、センサリーアイFXはキャリブレーション無しで始められます。

レベル1:スクリーンに目を向ける ― 視野の確認、因果の初歩など

レベル2:ある領域に目を向ける ― 視線の停留、狙いを定めるなど 

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レベル3:より正確に見る ― 固視、物の名前、色の名前など

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レベル4:繰返し楽しむ ― 視野を広げる、円滑追従など

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レベル5:視線の制御 ― 高度な正確さ、継続、反復、記憶など

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センサリーアイFXは、注意欠陥があるお子様や自閉の傾向にあるお子様たちの視野や注意、注視のしかた、聴覚の優勢などを観察するのにも非常に適しています。ティモコ Tim-Proや視線ビューワと一緒に、クラス全員の「見る力」の評価や、感覚統合の練習に役立てる事が出来ます。

学べるスキル・評価に役立つ内容

スクリーンを見ること、固視、視線の走査、視野、聴覚の優勢の有無、原因と結果、視覚的感受性の敏感さ/低さ、水平/垂直のスキャニング、制御能力、有効視野、自発的な注視、ターゲティング、予想、視覚的処理時間、正確さ、視線による追従、短期記憶、戦略、キャリブレーション、言葉の初歩、色……..

センサリーアイFXツールの特長と使い方

  1. Tobi視線入力装置マイトビーC15Eyeもしくは、トビーPCEyeに接続しているコンピューターにセンサリーアイFXソフトウエアをインストールします。あとは画面のアイコンをダブルクリックするだけですぐに始められます。
  2. 学習者が予め視線のキャリブレーションを行う必要はありません。センサリーFXで遊びながらある対象を注視することや追いかけることが身に付くと、キャリブレーションも出来るようになり、より正確なターゲッティングが可能になります。
  3. センサリーアイFXには30個のコンテンツが用意されています。下記で詳細している5つのレベルに分けられ、レベルごとに獲得したい目標があります。そしてレベル内の各コンテンツ毎に獲得したいスキル身に付けられるように、表示される画像、色、音、動き、スピード、配置、継続時間等が工夫されています。
  4. センサリーアイFX最新バージョンでは、画像や色などカスタマイズが可能です。

2. Look to Learn  ゆかいなゲームでもっと見る練習!

Look014Look to Learn(ルック・トゥー・ラーン)は、四肢麻痺や発話の困難によって会話や会話装置の操作が困難なユーザーが、トビーの視線入力装置を使って、楽しくゲームをすることを通して、「見る」練習が出来るソフトウエアです。

Look to Learnとはどんなソフトウエアでしょうか

Look to Learnは注視する(見る事)の練習をするための40のゲームをセットにしたソフトウエアです。ゲームは見る練習をする意欲がわき、選択するスキルを向上させるように楽しく設計されています。

個々のゲームは、原因と結果の理解から正確な視線のコントロールまで異なるスキルを成長させる事を目的にしています。ソフトウエアは教師やセラピストの方々の助言のもとに製作され、見る力の評価ツールも備えています。

Look008○ 意欲を高め楽しく練習できるような設計
○ 感覚統合から視線の制御まで目標を定めたゲーム体系
○ 分析ツールでプレイヤーどこを見ていたか色温度
 (ヒートマップ)で可視化できる
○ ゲームの画像やビデオの内容を変更しカスタマイズ可能

注記:
このソフトウエアには、マイトビーC15Eye、トビーPCEye、トビーPCEyeGoが必要です。
このソフトウエアはキャリブレーション*が可能な子ども達に最適です。

*キャリブレーションとは、個々のユーザーの正確な視線入力を可能にするために行う手順で、指定のドットを見て個々のユーザーの目の画像を取得します。キャリブレーションを行う事が現時点で難しいユーザーには、キャリブレーションが出来るように見る練習ができる「見る力を育てる」ソフトウエア-センサリーアイFXがあります。 もっと詳しく

Look to Learnのゲームにはどんな種類ありますか

感覚統合

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探索

Look018

 

ターゲット

Look016

選択

Look007

 

コントロール

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カスタードパイ びんこわし ホースの水 ご飯の時間 ダーツ
魔法のマウス 魔法の四角 しゃぼんだま やりなげ 魔法使いの薬
たまご らくがき 射的 雪だるま サッカー
大砲 おならの雲 ビデオの壁2 タイヤ ジャングル
ジグソーパネル パイをぶつけろ ビデオの壁4 ドラマー 恐竜
ブロック けづってみよう ビデオの壁6 意見
農園 公園 フルーツパンチ モンスター工場 水の中
楽器演奏 教室 雪の結晶 じゃんけんぽん 森の中

Look to Learnの価格

モデル名 内容・特徴 価格(税抜)
Look to Learn

購入手続き

Look to Learnのフルセット、 40種類のゲームで感覚統合から視線制御まで楽しく練習できます。 80,000円
Look to Learn 追加ソフト

キャリブレーションが可能な児童が視線入力装置を使って楽しく視線入力の練習が出来るゲームの26の追加ゲーム。
Look to Learnの基本ソフトと同時購入の場合は120,000円です。

45,000円

 

関連製品

 

お手持ちのパソコンのモニターに外付けするタイプの視線入力装置。USB3接続があるパソコンをお持ちなら視線入力がすぐに始められます。

視線、タッチ、スキャン用の入力画面が簡単に作成できるソフト。会話用の文字盤はもちろん、シンボル会話、ゲーム、環境制御用の画面も作成でき、付属の音声ソフトで読み上げさせることが出来ます。

関連リンク

「パソコンでまなぶ はじめてのひらがな」

重度の身体障がいがある子ども達が、自分の名前を書く、自分の気持を書き表すことを目標に、「いろ」「かたち」「かず」「ひかく」「ひらがな」が楽しく学べる教材

「パソコンでまなぶ はじめてのひらがな」は、重度の身体障がいがあるお子さんが、視線入力装置やスイッチ入力を使って、自分で楽しくひらがなやことばの基本が学べる教材です。京都大学 教授 鈴木真知子先生監修の下(株)クレアクトが共同制作で参加させて頂きました。「パソコンでまなぶ はじめてのひらがな」はトビー・コミュニケーターのページセットとして作成されています。

京都大学医学研究科成育看護学分野 教授 鈴木 真智子 先生 監修
京都大学心の未来研究センター 教授 吉川 早季子 先生 協力
編集協力 特定非営利活動法人 ゆにの皆様 編集協力

試用を希望されます方は、クレアクトへご連絡下さい。無料で配布しております。

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