半側空間無視改善用リハビリテーションツール

半側空間無視改善のための
評価・リハビリテーションツール @ATTENTION

USN02

   @Attentionは、半側空間無視をはじめとする注意ネットワーク障害の客観的評価、
および症状改善の為の介入手段を提供するPCベースのリハビリテーションツールです。

システムは、タッチパネル付きディスプレイと一体になったコンピューターと視線検出/入力用センサーで構成されています。ATTENTIONソフトウエアは「リハビリツール」と「評価ツール」に分かれており、表示された各オブジェクト選択に要する反応時間、課題実施中の眼球運動軌跡を記録可能です。

指先でのタッチ、眼球運動双方の行動特性を把握する事により症状の発現機序推論の手掛かりを得る事が出来、また記録データの分析による無視症状と注意障害の客観/定量評価が可能です。

 能動的注意と受動的注意

USN003

 

@ATTENTIONシステムは、2つの視覚情報処理プロセス「背側”where”経路」「腹側”what”経路」のいずれに機能低下/停滞が生じているのかを客観的に把握し、無視や注意障害を改善するための効果的な介入プランを決定、症状改善を実現するための臨床ツールです。

定量的評価と発現機序推察のための情報取得

USN002システムは、タッチパネルディスプレイとアイトラッカーの2種類の入力デバイスを備えています。

被験者はディスプレイ上に提示されるオブジェクトをタッチしたり注視する事によって課題に取り組みます。この間@ATTENTIONシステムは上肢運動と眼球運動による行動データを取得します。

 

USN008

  • 各オブジェクト選択に要する反応時間、課題実施中の眼球運動の軌跡を記録可能です。
  • 指先でのタッチ、眼球運動双方の行動特性を把握することにより症状の発現機序推論の手掛かりを得る事ができます。

USN015

記録データの分析による病態・症状の客観的把握

本システムによる評価結果と脳画像の相互参照により、視覚認識から空間統合、運動実行に至るどのレベルで病態が発現しているのかを推察する事、さらにリハビリ介入による変化を定量的に評価する事が可能です。

USN001

障害由来で低下した機能を活性化させる効果的な課題選択・実施USN009

様々な視覚的要素により構成される作業課題

USN005

 

 

 

 

能動的なオブジェクト選択課題では、選択したオブジェクトが色でハイライト/消滅します。
物体の空間的位置情報の処理に関わる背側皮質経路”where経路”の活性化を目的としています。

USN006

 

 

 

 

受動的なオブジェクト選択課題では、点滅による視覚性注意の惹起によりオブジェクトを選択します。
物体の存在や認識の情報処理に関わる腹側皮質経路”what経路”の活性化を目的としています。

 

*本システムは国立障害者リハビリセンター研究所河島則天氏、㈱日本ナショナルインスツルメンツ鴨志田敦史氏の研究成果を実用化したものです