重度重複障害などでこれまで意思を伝えたり学習を始める手段が無かった子供達は、しばしばきちんと「見る」という必要にすら迫られないほど双方向のコミュニケーションから遠ざかっている場合が多くあります。
センサリーアイFXは、5レベル30種類のコンテンツで成り立っており、レベル1の「気づき」を促すコンテンツで、まず画面を見る練習から始める事ができます。レベルが進むごとに、より正確な注視や一定時間の停留、動く対象の追従などを学んでいきます。自分で何か出来る事を楽しみ、アイコンタクトが出来るようになるのも自立への大切な一歩です。視線入力の基礎のスキルを知らず知らずのうちに学び、コンピュータを使った療育、学習への橋渡しができる場合がたくさんあります。
視線入力は通常キャリブレーションという作業を使用前に必要としますが、センサリーアイFXはキャリブレーション無しで始められます。