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クレアクト通信

死ぬときぐらい好きにさせてよ

こんにちは、WEBマーケター広島です。

9月15日(土)、唯一無二の個性派女優・樹木希林さんがお亡くなりになりました。75歳でした。
数々の映画に出演した中で、希林さんの見せる「闇」の表情がとても好きで。でも「闇」以上に大きな「優しさ」もある。そんな演技が大好きでした。

 

これは本当に個人的な感情なのですが…。
何かに属す訳でもなく、冷静に物事を見極めて、静かに佇む。人間の弱さや儚さ、美しさや純粋さを恐ろしい程に理解し、その口から発せられる言葉は、どれも胸に重くのしかかる。その言葉を自問自答し、「果たして私が選択している道は合っていたのだろうか?」そんな事を考えた事もあります。

あまりにも自分に持ってない要素が多すぎて、憧れの女性であった樹木希林さん。
いつか人は死ぬと分かっていても、今回の「死」を受け入れるのは少し時間がかかりそうです。

 

希林さんの訃報が流れる中で、宝島社の企業広告「死ぬときぐらい好きにさせてよ」を思い出される方も多かったと思います。

 

-死ぬときぐらい好きにさせてよ-

「人は必ず死ぬというのに。長生きを叶える技術ばかりが進歩してなんとまあ死ににくい時代になったことでしょう。死を疎むことなく、死を焦ることもなく。ひとつひとつの欲を手放して、身じまいをしていきたいと思うのです。人は死ねば宇宙の塵芥。せめて美しく輝く塵になりたい。それが、私の最後の欲なのです」

 

「死は特別なものではない。生きるも日常。死ぬのも日常」

先日、医療ITに関するフォーラムに参加してきたのですが、「健康寿命100歳」を謡った健康に関する技術が数多く展示されていました。もちろん情報収集の為に参加してきたのですが、ココロのどこかで「そこまで長生きしたいの?」と感じながら見ていました。

 

いつか人は死ぬ。
でも、新しい命も誕生する。
いたってシンプル。そして正しい時間の流れ。

 

「病気にでもならないと、“死”を受け入れられないでしょ?」
希林さんの言葉です。

 

健康であることは大事だけれど、ある程度の人生を生きて、「今」が「一番納得」できるのであれば、自然な流れで死を受け入れたい。悲しい気持ちの中でも、そんな風に思えた希林さんの死でした。

 

20年後。30年後。
樹木希林さんのように「カッコいい、いい女」にほんの少しだけでも近付けるような人間に。

ご冥福を心よりお祈り申し上げます。

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