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クレアクト通信

大杉漣さんから学んだ一言

こんにちは、WEBマーケターの広島です。

先週、俳優の大杉漣さんが亡くなられましたね。
個人的に大好きな俳優さんであった故に、「早すぎる」「もったいない」といった言葉では表現できない程の喪失感。

そんな中で「だから私はこの人が好きなんだ。」と実感した出来事が過去にありました。
それは仕事に精通していること。

今回はマーケとは全く関係ない、でも少しだけ大事なお話をしたいと思います。


■「不安と同居する」という姿勢

アングラ劇団に通いつめ、その後は劇団(転形劇場)に所属し、ピンク映画にも多数出演。
劇団解散後は、北野武監督の「ソナチネ」をキッカケに、「300の顔を持つ男」「カメレオン」といった異名を得て、映画界では「大杉漣が出てるか、出てないか」と言われる程。

少し遅咲きながらも、演技派として数々の作品に登場しているのは、言わずもがなですよね。

 

私も含め、誰もが「名バイプレーヤーながらも確固たる地位」を得たように思っていた大杉漣さん。
そんな大杉さんは、過去の栄光に甘んじる事なく、常に「不安と同居している」とのこと。

 

今のポジションがずっと続くなんてあり得ない。
そのポジションに居続けるためには、不安と一緒にいた方が良いんだとおっしゃっていました。

 

それを聞いた時、唯一無二の存在になる事の難しさ。決して甘んじる事のない役に対する姿勢を強く感じたのです。
だからこそ、色んな監督さんに愛され、色んな俳優さんから憧れられる存在だったんだなと。

 

決して自分は特別ではない。
不安だから何事も一生懸命に頑張る。
たったそれだけ。

 

シンプルな考え方だけど、自分の人生にも置き換えられるなって思ったんですね。
今の仕事にしても、私の代わりなんていくらでもいる。
だからこそ、環境の緩さに甘んじて仕事の手を抜いてはダメだなと改めて実感したのです。

 

狂気に満ちた役柄が多い反面、穏やかな暖かさを持つ大杉漣さん。
でもその中に少~しだけ悲しみを感じるあの雰囲気はなんだろう?って考えていたのですが…もしかしたら「不安」だったのかもしれません。

 

大好きな人が亡くなってしまった時。
その人の死を受け入れる場面(お葬式など)にさえ行かなければ、「長いこと会ってないけど、どっかで元気に暮らしているだろう」って思える。大杉漣さんも、映画やテレビに出なくなっただけで、どっかで元気に暮らしているんだって思う事にしています。

さて、まだまだ動ける時に頑張らなければ。

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