アメリカ・LORD社のMR流体と関連製品

MR流体

MR(Magneto-rheological:磁気粘性)流体は、印加磁場を変化させることで自由液体から半固体状態まで可逆的に瞬時に変化させることができる機能性流体で、制御、エネルギー拡散アプリケーション(例えば衝撃、ダンパー、ブレーキ)等に主に使用されています。

MR流体は一般的な磁性流体とは異なり、ミクロンサイズの磁気鉄粉がキャリア液体内で分散させられており、磁場印加で鉄粉粒子が鎖状にクラスタ形成されることにより半固体化した流体が降伏応力を持つため、磁性流体に比べせん断力変化幅をかなり大きく取れることが特長です。

主にバルブモード(オリフィス流量制御)かせん断モード(降伏応力抵抗を直接利用)で使用されます。

MR流体はその現象が発見されてから約60年が経過し、その用途は日々拡大しています。世界で唯一大量生産を行っている米国LORD社が開発・製造しているMR流体とその関連製品は、研究目的のみならず、自動車や建機、農機等の一般産業分野でも幅広く応用される時代となっています。

  • 主な用途として、

    自動車用サスペンション
    シートサスペンション
    各種産業機械用途
    ロボット開発用途
    土木建築用途
    医療機器開発用途
    福祉機器開発用

  • MRF-132DG

MR流体製品

 MRF-122EG-1000

購入手続き

 MRF-132DG-1000

購入手続き

MRF-140CG-1000

購入手続き

 MR流体 1リットル  MR流体 1リットル MR流体 1リットル
 Dark Gray液  Dark Gray液  Dark Gray液
 粘度(Pa) 0.061±0.07  粘度(Pa) 0.112±0.02  粘度(Pa) 0.280±0.07
 密度(g/cm3) 2.32-2.44  密度(g/cm3) 2.95-3.15  密度(g/cm3) 3.54-3.74
 固体含有量(%)  72  固体含有量(%)  80.98  固体含有量(%)  85.44
 発火温度  >150℃  発火温度  >150℃  発火温度  >150℃
 使用温度  -40~130℃  使用温度  -40~130℃  使用温度  -40~130℃

 MR流体の機能

素早い反応時間:流体自体の応答性は数ミリ秒単位です。

スムーズな粘度変化:磁界変化に直接反応する為、無段階で切れ目のない変化をさせることができる
大きな制御範囲幅:特にバルブモードを用いることで、せん断力変化を倍増させて利用することができる
高い環境耐性:基本的にコンタミ等の影響を受けにくく、基油に化学合成オイルを使用しているため幅広い温度環境で使用可能です。

MRF-122EGテクニカルデータ

 MRF-122EG_graph

 MRF-132DGテクニカルデータ
MRF-132DG_graph

MRF-140CGテクニカルデータ
MRF-140CG_graph

MR流体の応用製品 >詳しくは

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