OmniView – ISCAN社製モバイル型アイトラッカー

OmniView(オムニビュー)は被験者の眼球画像を記録するISCAN特製の小型ミニチュアカメラと被験者の観察しているシーン画像を撮影する小型カラーカメラはゴーグルまたはメガネに搭載されています。このユニットとデータとシーンを記録するデータレコーダを身体に装着するだけの簡単なシステムですから、被験者は自由に動き回ることができます。

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ISCAN社の『OmniView』アイトラッキングシステムが2016年のMilitary & Aerospace Electronics and Intelligent Aerospace Technology Innovation Awardsでプラチナ賞を受賞しました。詳しくはこちら

モバイル型アイトラッカーOmniViewシステム

ベースユニット(Mini-LAB)とラップトップPCはレコーダに記録されたデータをISCANが開発したソフトウエア(DQW)により自動的に解凍され、注視点データに変換されます。 この注視点は被験者が観察していたシーンにスーパーインポーズされて出力されます。DQWは被験者の注視点データ、瞳孔中心&角膜反射点データ、瞳孔径・面積データ、その他さまざまなパラメータを記録、再生、表示ができます。このソフトウエアによりPC上でデータ分析、記録・再生、ASCⅡフォーマットのデータを出力します。

OmniViewシステムの特徴
OmniViewはウェアラブルアイトラッカーとして最新の技術ーパララックスエラーフリーを搭載した画期的な製品です。従来のウェアラブルアイトッラカ―はパララックスエラーの問題が常に付きまっとっていたためキャリブレーションをとった面での注視点は比較的精度良くデータだ取得できていましたが、その面から近づいたり、離れたりした場合、注視点は大きくずれてしまい、本来のウェアラブルの良さを殺してしまいました。OminiViewはこの欠点を一掃しましたので、一度キャリブレーションをとれば、その面だけでなく、近くの対象物や、遠く離れた対象物を注視してもいつも高精度で注視点データを取得します。この結果、携帯電話など近くの物を見ている注視点データやShopリサーチで手に取った商品の注視点等どちらも正確に取得します。また京都大学霊長類研究所ではチンパンジーの注視点計測でも活躍しています。

OmniViewシステムの構成
OmniViewは両眼データ取得システムです。二つのアイカメラにより取得された眼球データと、下記に示されたようなキャリブレーションプロセスを通して得られたデータをISCAN社独自のアルゴリズムを用いてパララックスエラーを補正して正確な注視点データを計算します。両眼対応で、しかもパラックスエラーフリー機能を備えた、OmniViewは新たに眼球運動、注視点解析研究を始められる方、もしくは従来のシステムで満足行かれない方には最適なツールです。この様に最新の技術が組み込まれたハードウエアとともにパララックスエラーを激減させたソフトウエアはより広範囲な用途に対応します。即ち、ヘッドマウント型のアイトラッカーが持っている微妙でしかし厄介な問題は目と同軸にシーンカメラを持っていないことによる、近くを見る時と遠くを見る時に生じるパララックス(視差)エラーです。この問題を解決する業界の標準的な方法は、異なったいくつかの距離で被験者のキャリブレーションを行い、個々の状況に合わせてそのキャリブレーション結果を適用するというものでしたが、ISCAN は被験者の注視しているポイントをリアルタイムで自動計算する新しい方法を開発しました。

Iscan_HW

≪キャリブレーションプロセス≫

  • ID19_Eyetracker06.jpg
  • 左図に示されたような5点のフォーマットを壁に貼り付け、まず初めに3m離れた場所でいすに腰掛ける。

        • 5点のキャリブレーションデータを取得する。
        • 再度、中心点のキャリブレーションを取る。
        •  次に1.5m離れた場所で、中心点のみのキャリブレーションをとる。
        • 最後に30cm離れた場所にで、中心点のキャリブレーションをとる。

    上記のプロセスの終了後は被験者は自由に動いて構いません。

取得眼球運動データソフトウエア
取得眼球運動データソフトウエアによって注視点データのみを記録するものから、各種眼球運動のデータや注視点データが取得できるソフトウエアまで各種取り揃えています。

OmniViewシステムから取得可能な眼球データは以下の通りです。

眼球運動分解能:±0.25゜以下(標準)
注視点計測精度:視野角±20゜~ ±25゜で ±0.5゜(標準)
サンプリングレート:60Hz.
入力ビデオ信号:眼球画像追跡システム、自動校正システム、 各システムに対してNTSCコンポジット
眼球運動データ出力:ソフトウエアにより瞳孔位置座標、瞳孔径、角膜反射位置座標、瞳孔位置-角膜反射位置、注視点座標、等設定可能
シリアル通信機能:データ出力機能 ソフトウエアにより6パラメータまで出力可能、データ入力機能 データ記録開始、中止、データ注記機能

 

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